Elijah

ミッション:インポッシブル/フォールアウトのElijahのレビュー・感想・評価

5.0
超満員のシネコンを避けた一般の夏休み明けに満を持しての劇場鑑賞。
…素直に最高に面白かった!
やはりあの馴染みのあるテーマ曲が流れるとテンションが上がるし鳥肌さえ立ってくる(オープニングとエンディングで二度楽しめる有難み)。
脚本が未完成のまま製作に突入して、よくぞここまで巧く仕上げたな、と感嘆(ハリウッドの底力を見せてもらったような)。
鑑賞前に感じていた長丁場の147分が中弛みなくほんとにアッという間だった(正に畳み掛けるようなクライマックスの連続)。
とにかく凄まじいくらいのトム・クルーズのこのシリーズに対する熱意や執念が伝わってくる。
もはやこのシリーズのマスコット+オアシス的存在になりつつあるサイモン・ペッグのなんて可愛らしいこと!
交互に展開するWクライマックスも最高で、ここでもペグたんはある種のヒロインの如く守られていたり。
ヘンリー・カヴィルは登場した瞬間からその美男ぶりがだだ漏れで恍惚。
容姿に変化が生じた際は「その美しい顔立ちになんてこと!やめて!!」と心の中で絶叫したことは言うまでもなく。
個人的に印象深かったのはヴィング・レイムスに花を持たせていたこと。
2人の女性に対して真摯に思いやる場面がとても良くて。
お気に入りとなった彼の台詞は「Oops, Bad Boy」。
ミシェル・モナハンとレベッカ・ファーガソンは容姿の雰囲気が似ているので、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの女性の好みが一目瞭然なので振り返れば功を奏したキャスティングだったな、と。
ウェス・ベントリーは一体どこで登場するのだろう?と思っていたら、正にサプライズ的な登場の仕方で。
ジェレミー・レナー演じるウィリアム・ブラントに関しての言及はなかったけれど、次回作からあるポストに史上最年少で就任してほしいと淡い希望。
それと、ある人物をMI6に引き渡す際は「007」シリーズのダニエル・クレイグにカメオ出演してほしかったくらい(なんなら米英のクロスオーバーなんてどうでしょう)。
Elijah

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