前作の、離陸する飛行機に飛び乗って、 機体横にぶら下がるシーンで度肝を抜かれたことは鮮明に覚えていますが本作では、あれを凌ぐ描写が見られるのか期待を胸に観賞して参りました。
結論から端的に言いますと、トム・クルーズ半端ない。 この人いつか命を落としてしまうのでは…というみんなが抱く不安をよそに次々とトンデモスタントをこなしていく様はまさに生きるレジェンド。
撮影中はビルからビルに飛び移る際に、脚で衝撃を吸収してしまい骨折してしまったようですが、 ふつうそのシーンがそのまま採用されるなんてことありますか。
でもやっぱり1番のトンデモシーンはクライマックスのヘリコプターでの交戦。ヘリ侵入からの空中戦は手に汗握りました。
脚本はもともとすべてのスタッフに伝えられているわけではないみたいなので、トム・ クルーズがヘリの梯子からぶら下がる荷物へと落下するスタントは現場で悲鳴の声が上がったとか。 自分も劇場で叫んでしまいましたよ。
しかもさらに驚くべきが全くの初心者からヘリの操縦の訓練を行ったということ。
ヘリ業界では1日8時間の訓練を3か月間繰り返すしても初心者レベルらしいのですが、トム・クルーズは短時間で2000時間分の訓練をこなすと言い放ち、見事ライセンスを取得し、旋回しながら落下していく超絶スキルを身につけたようです。
もはやお金じゃないんですね。こんなカッコいい56歳いないですよ。たぶん最終的に宇宙飛行士になってると思います。
