破竹の勢いで進撃を続ける、＂筋肉正義＂こと、ドゥエイン・ジョンソンのコメディ作品。
おデブちゃんの顔が、あからさまな合成でロック様になっている冒頭から掴みは完璧。
続く、オフィスでの戦闘や、下ネタ大好き同僚の存在は腹を抱えて笑った！
が、ケヴィン・ハートがあまり面白みのないキャラで、その後の2人だけのシーンが微妙なのが作品の出来に響いてしまっている。
そしてそれ以上に！いじめのトラウマから人前で裸になれないロック様が、
「セックスの時は真っ暗闇にする」
と話すシーンで、その他の映画ネタは直訳されていたのに、
「Vin Diesel like "Pitch Black"!?」
だけ意訳した翻訳家が許せん！！！
しかし、ロック様の「イジメ！ダメ！ゼッタイ！」という熱い熱い筋肉スピーチがあるように、しっかりとしたテーマを持った真面目な作品でもある。
