<概説>
世界各国の潜入捜査官のリストが黒の組織の手に落ちた。彼等によって次々と殺害されていく警察協力者。そしてその凶手はついにバーボンとキールにまで及びーー公安の狙う正体不明の女は、彼等を救う一縷の光明となり得るのか!
<感想>
天海祐希氏は凄いですね。素直に称賛します。
アニメファンとしてはゲスト声優をメインに起用する昨今の風潮、好きではないというか猛烈に嫌いなんです。メインキャラクターだというのに棒読みを延々聞かされると、視聴者としては溜まったものではない。
「オレサマ オマエ マルカジリ」
そんなものを120分。勘弁してくれと。
しかし天海氏のキュラソーの演技は堂に入っていました。
所々俳優的な発声もありましたけれど、アニメ的な発声の基盤がしっかりしていましたから。これはこれでアリな声の演出だなあと積極的に頷いたり。
また彼女のベテラン俳優としての声の箔。
これもまた黒の組織の幹部としての風格を醸していましたね。真に実力のある方は何をやらせてもうまいものだと、敬服してしまいます。
とりあえずそれっぽい感想はここまで。あとは一言だけ。
「松田警部〜〜〜!もっと登場して〜〜〜!!!」