淫サイダーズと言いたくなるエロダコたちの宴会シーンに象徴される、政界、財界、メディアの腐敗を、駆逐せんとする話。ちなみに最初の宴会で政治家の隣にいた売女が一番かわいい。グヘヘ。
冒頭のシーンに辿り着くまで長ァ！と思ってたが、そこからするすると面白サスペンスワールド展開されて純粋に楽しかった。韓国映画って人に裏切られるシーンで、落胆や激情が一段と煽られるのは何故だろう。
この話の根幹には、メディアが権力者や検察の思った通りに動く脳筋軍団であるってことがある。最後の会見でも、車が来てワアアアアアアア！って寄ってくるのとかもてめえら反省してねえだろっていう感じが拭えない。
腐ったゴミを掃除するにはこうでもするしかないんですよと言わんばかりでそこは少し悲しきかな。
