『エンターテイメント性と恐怖を絶妙なバランスで描けていた』
前半のエンターテイメント性は最高です。ピエール瀧の上司っぷりが最高。真面目な綾野剛がどんどん変わっていくところは、ジェットコースターです。名誉と金と女とSEX。テンポよし、笑あり、もう最高!あとは何と言っても東映らしさが前面に出ています。特にエロの表現もしっかり見えるところは見えてますし、ただエロではなくしっかり物語上必要なエロがよい。もちろん、どうでもいいエロもあるがそれはそれでgood。
そして、すべてがうまく行っていたところからの崩れていく様は一気に空気感が変わります。
あるシーンは本当に怖かった。
久々に映画で『おぉ.....』となってしまった。
これだけの要素が2時間強に詰め込まれている作品はなかなかないです。