こういう柔道青年いそう、こういうイキってる刑事いそう、こういう堕落した刑事いそうかも…
全部作り込まれていて且つこれを一人の人間の変化として演じ分けるからすごいな。
どうでもいいけど先輩の「マジで安全な社会にしたいなら産婦人科医になるしかねえ(誰も産まれなければ安全だから…) 」みたいな台詞のときにコウノドリが出てきてしまってちょっと笑った。
そんなこともあり(?)、とにかく綾野剛の振れ幅の広さを実感できる作品だった。
どんどん悪に傾いていっても、いつのときも根の根には正義感と何かに突き動かされている「やる気満々」さがあった気がする。そんなきれいな話じゃないけど。