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日本で一番悪い奴らのharuのレビュー・感想・評価

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)
4.3
実際に存在した北海道警察の刑事をモデルにしたフィクションですと言われると、逆に何か妙に生々しく感じてしまいます。

公共の平和を守るため!と意気込んで警察官が、汚職まみれの警察官へと変貌していくきっかけは、ほんの小さなことだったと思います。

何でも吸収する若手時代に、いろいろと指導をしてくれた人がクズだった。
それだけでその人の人生はまるで違うものに変わってしまったと考えると、自分も社会人として、人との関わりは責任をもった上でとらなければならないものだとひしひしと感じます。

警察官のポイント稼ぎ、汚職、不祥事という言葉はよく耳にしますが、具体的な様子を目の当たりにすると、平和平和と言われる日本の姿が偽りなのではないかとさえ感じてしまいます。

しかし綾野剛はアンダーグラウンドな世界観のなかだと、特にいい演技しますね~
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