タマル

日本で一番悪い奴らのタマルのレビュー・感想・評価

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)
3.7
クリップ大掃除10
以下、レビュー。

東方実録路線の系譜。汚職警官モノで、主人公諸星の人生にフォーカスしながら、北海道警の腐敗をコメディタッチで描いていく。
みんな大好き(と私は思ってる)東方ヤクザ実録モノの現代版。この系譜はどれだけ魅力ある役者を起用するかという点が作品の質を決定する面があるのだが、主演の綾野剛は諸星というキャラクターを演じるにはちょっとインパクト不足の感が否めなかった。悪堕ちしても徹底しない垢抜けなさを狙ったのは理解できるが、それにしたってぎこちなくて不自然である。
しかしそれ以外は概ね楽しめたように思う。ストーリーは上のあらすじに書いてある通りなので、そこで興味を惹かれた方にはオススメです。
タマル

タマル