あさり

日本で一番悪い奴らのあさりのネタバレレビュー・内容・結末

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

諸星のサイテーさがいい。綾野剛たまにあざといけど名演。

驚くほどひどい人になって崩れてゆく展開は好きなのだけど、諸星がバカすぎて呆れるところもある。なんで絶頂期に広げた人脈を使う(搾取する)ことしかできないのか。普通の警察らしい捜査をすればいいのに。
北海道はある意味、島国日本に似て井の中の蛙的な要素を持つ。こうしたスケールの小さい満足と諸星の小ささ、が重なって面白い。
だからこそ、諸星の行動を「まあ、この状況ならコッチを選ぶわな」と納得できるものにして欲しかった。
もうすこし作り込むか、あと30分短くてよかったと思う。

カメラワークについて、画面がぐるんって廻るあれ、使いすぎかなと感じた。もちろん効果的な場面もあるのだけど、そこまで個性アピールしなくていいからバランスが欲しい。
あさり

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