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日本で一番悪い奴らのcherryのレビュー・感想・評価

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)
3.8
めちゃくちゃ怖かったし、とても警察には見えなかった。何かあったときに自分を頼ってくれるようにと、自分の名刺をありとあらゆる人たちに配り、目に見える場所にどんどん貼っていくところからもうおかしかった。

真面目な警察官である綾野剛演じる諸星が先輩刑事から教えられた事をきっかけに、一気に変わっていく姿が凄かった。真面目に仕事をこなす姿よりも、派手なシャツを着て、少し歩けば会う人全員から挨拶されるようなそんな姿の方が、綾野剛に似合っていた。その変貌ぶりを表すのにも、彼にぴったりな役だったと思う。
見た目から行動までこんなにも変わるものかと思ったし、柔道が強すぎるからもう敵無し状態。彼が序盤から暴れまくっていて、目が離せない展開だった。

拳銃の摘発ができればそれでいい。今すぐに一丁でも多くの拳銃を。そんな考え方が中心になって、中心になり過ぎていて、行き過ぎたやり方がとにかく怖かった。
北海道警察の闇と言われている今作のラストが悲しくて救いようがなくて、沈んでいくような怖さがあった。