夏色ジーン

ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫るの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

4.0
感想川柳「結局は 政治の力が 関わってる」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

日本のイルカ漁を批判的に描き、アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ザ・コーヴ」への反論として製作されたドキュメンタリー。これが初監督作品となる八木景子が、「ザ・コーヴ」の舞台にもなった和歌山県太地町に長期滞在し、元捕鯨師や町長など現地の人々へインタビューを敢行。その一方で、「ザ・コーヴ」の監督ルイ・シホヨスや主演リック・オバリー、イルカ漁の時期に太地町に現れる反捕鯨活動家たちにも話を聞き、さまざまな立場の意見を取り入れながら、捕鯨に関する問題を掘り下げていく…というお話。

「ザ・コーヴ」は事実と異なるものが映像化されていると聞いていたので、胸糞悪くなると思って観る気が起きませんでした。( ´_ゝ`)それを反証する作品が日本人監督の手で作られたというのでこれは見ないといけないなと思って鑑賞。自分は鯨肉のクセが苦手ですが(´▽`;)ゞ

しかしこれでもだいぶ気分を害しますね(*_*)結局反捕鯨活動家は鯨やイルカだと金が集めやすいからやってるようなもの。もちろん本当に鯨やイルカを助けたいと思ってる人もいるでしょうけど、鯨の現状は何も知らないわけで((((;゜Д゜)))ザ・コーヴの監督も「理想は全人類が完全菜食になること」と言ってるけど、それならまず鯨より先に畜産止めろよと思ってしまう。(。´Д⊂)水銀なんて詭弁もいいとこ。

そもそもやり玉に挙げられたのも某国の政治の力。外圧に弱い日本もダメだけど、プロパガンダのために鯨を利用するのは姑息。シーシェパードなんか海に油撒き散らしながら捕鯨船の邪魔してんだから。(;゜∀゜)鯨が座礁するのも軍事ソナーの影響と言われても知らん顔。

何よりムカついたのはシーシェパードの本分が「その業を行う者を辱しめること」(# ゜Д゜)だからあんな不躾にカメラを向けてくるのか。

捕鯨如何に関わらず日本人なら見ておいた方がいいと思います。(-_-)特典映像も盛りだくさん。