エイガスキー

真田十勇士のエイガスキーのレビュー・感想・評価

真田十勇士(2016年製作の映画)
1.0
評判に違わぬ酷さ。
妄想を膨らました都合の良いストーリー。
管弦楽、バグパイプを用いたアイリッシュ、ビッグバンドと一貫性のない音楽。
近年ではダサいとされる、ストップモーション、スローモーションを多用したアクション。
実力ではなく話題や人気でねじ込まれたであろう役者陣。
ぱっと思いつくだけでこれだけある。
客を馬鹿だと思っているものが作ったような映画。
合戦の俯瞰画だけは良かった。

逆に、もしゴミをつかまされて「この材料を用いて一週間以内に最高の料理を作れ」と言われ、正攻法ではゴミからできるのはゴミであるのに対し、あえてタブーを犯すことでゴミを「奇抜な料理」に仕上げたのだとしたら、それは評価されることかもしれない。