壱

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場の壱のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今まで戦争系の映画は肉弾戦しか見てなかったから、こんな技術的な戦争形態に時代が変遷しつつあることに驚きだった。それと同時に、技術の発展が凄まじいことを自覚させられたし、恐怖も覚えた。

映画の内容は副題の通り、本当に「世界一安全な戦場」だった。
上官が許可をしてミサイルの発射ボタンを押せば、任務完了。
攻撃する側は肉体的には誰も傷つかない、ただスイッチを押すだけ。
単純でありながらそのボタン一つで多くの命をも奪えることは本当に恐ろしいことだなと。

1番驚いたのは、あんなに小さな虫でもしっかりと鮮明に部屋の様子が映るような小型の機械が開発されている事だと思う。
いつどこで監視されているかわからない。そんな中で将来自分が軍などの標的の近くに暮らしていて、ある意味で「仕方の無い犠牲」と捉えられた先に、何も知らないまま死んだら怖いなと思う。
壱