弟二郎

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場の弟二郎のレビュー・感想・評価

4.8
ウチの2017No.1が早くも決まってしまった様なもので。時にユーモアを、スペクタクルを交えながら、多角的な視点を、議論を、滔々と積み上げていく脚本に、社会派中二病ブラッドと娯楽映画大好き魂が同時に燃えあがり。こうなるともう他の映画が霞んでしまう病発動。
軍部情報系の描写がやや貧相に思えるものの。「ツォツィ」のギャヴィン・フッド監督が描くアフリカの描写や人の顔が実に魅力的だし。「ダイ・ハード」のあのラビット関根顔アラン・リックマンも遺作に相応しい妙味。
そしてもはや恒例となってまいりました的な感すら漂う足をひっぱろうとしてるとしか思えない日本版のバカっぽいサブタイトルやらポスター。
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