Shiren

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場のShirenのレビュー・感想・評価

4.0
・アラン・リックマンの遺作で傑作の軍事サスペンス映画。本来なら昨年末公開の映画なのに当地方では4月公開。もうちょっと早めの公開をお願い致します。(泣)
・自爆テロを企てるテロリスト集団を殲滅すると罪の無い少女を確実に巻き込みますよ。あなたならどうする?という倫理学のトロッコ問題を題材にしたような映画。
・作戦を遂行するほぼ全員がスクリーンを観ながら判断しているので、映画を鑑賞しているこちら側とシンクロしているように錯覚してしまう。ドキドキ感がハンパ無い。
・政府の首脳陣が責任を取りたくなくて徹底的に最終的な判断を避けまくるのもイライラするが、それよりも少女と両親はテロ組織が制圧している地域に仕方なく居住はしているが、全然狂信的な考え方はしていませんよという設定がなんとも哀しく、鑑賞後にかなり色々な事を考えずにはいられない。
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