TsutomuZ

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場のTsutomuZのレビュー・感想・評価

3.7
視点の映画。
観客を実行者、証言者そして共犯者にさせてしまう。
これぞサスペンス、吊られたままで何もできない。
ヒッチコックの裏窓と同じ手法。

それぞれの立場から「邪魔」をするのも、視点の映画とも言えるのでは?

パンを食する同じ釜の飯の娘の命が祖国を裏切った同胞よりも大事なのは、プロパガンダ、情報戦の時代だから。

恥ずべき作戦と言うのなら、少女の命を弄ぶエンターテイメントを恥ずべきと言うべきか。

会議は踊る シンゴジラ を連想しながら鑑賞。

実行者も女性、犠牲者も女性というのが、現代。
TsutomuZ

TsutomuZ