戦争や最新式システム兵器等は置いといて、この手の正解が極めて難しい内容は疲れるが、観ておかなければいけない映画だと思いました。まして現実問題として頻繁に起こっている出来事なのでかなり見入ってしまいましたが、要点はよくある思考実験の溺れている人やトロッコ問題と同じで、絶対的な正解がない中での問いかけとなっていました。
人の道徳的見解は其々異なり、理論で判断出来ないことから極めて曖昧だと思うので、一般的にこういった判断の場では功利主義が当たり前のようになっているが、少し状況が変わるだけで異なる答えになってしまう自分にとっては本当に疲れる映画でした。
しかし、タリバンのように負の連鎖が次のテロを生む現状もある中で、より筆舌に尽くし難いことになっていて、単に道徳観を問うだけの問題ではないと思いました。
