kazuかず

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場のkazuかずのレビュー・感想・評価

4.3
いや〜戦争映画の革命か。

終始ハラハラドキドキ、息が詰まりそうな展開でした。

ケニアのナイロビに潜伏するテロリスト(アメリカ人テロリストを含む)を殲滅させようとするイギリス、アメリカ、ケニアの合同諜報機関。手段は、ミサイルを備えた無人偵察機リーパー、超小型カメラを備えた虫型ロボット。リーパーは、アメリカにある軍事施設から遠隔操作。

いや〜〜軍事関係は、ここまで凄い技術が確立されつるのか。唖然としました。「イーグルアイ」や「ワイルドスピード」に出てきたような情報収集技術にこの映画の無人操作が加われば、テロリスト殲滅も夢ではないなと感じました。

しかし、巻き込まれるのは、いつも無抵抗で罪のない市民。この映画でも、ケニアの一庶民である女の子を巡って、テロ潜伏地にミサイルを撃つか撃たないかの究極の選択が描かれます。その緊張感が凄まじい、かなり引き込まれる秀作でした。

ただ、邦題の副題だけは違和感ありあり。
世界一安全な戦場は、ハイテク技術により我が身を保身された側だけでしょ〜。現場で巻き困れる市民に寄り添ってない自己中心的な副題。誰がこんな余計な副題をつけたのか。。。呆れます。
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