Amazonプライムビデオで鑑賞。
なんか今のテロリストを掃除する手段がハイテクで笑えてくる。
ケニヤの現地で鳥形や虫型の小型カメラを飛ばして、室内の様子を観察したりするのをアメリカやロンドンからお偉いさんが見てて、次の手段を判断するとか。
面白いのは現実主義者と理想主義者の争いによって、状況がおもわしくなくなっていくところ。
ミサイルのトリガー押す中尉のあの判断は、軍人失格としか思えなかった(´・ω・`)
そのへんの人80人が死ぬか、爆発に巻き込まれて子供1人死ぬかなんて、軍人なら考えるまでもない。
そういう意味では主人公のおばさん大佐が一番まとも。
劇中だと冷徹な感じにされてたけど、あの人が一番現実主義者だった。
あと大臣とかの政府の連中の現地の被害で死人が出ることなんかよりも、自分に責任が来ないようにするのに必死なところとか、観てて萎えた。
とくにエビにあたった食当たり大臣。
お前だお前!
死生観や名誉心がない人が政治家とか、ほんと勘弁してほしい。
いやまぁ日本なんて大多数の政治家がそうなんだろうけど。
あと中将と、一緒の部屋にいた小太りババア。
こいつうざすぎる。
どことなく移民を受け入れまくってドイツをメチャクチャにしたメルケル首相みたいな風貌で、考え方も理想主義者のあまちゃんババア。
あれでもしテロリストが外に出て80人以上死んだら、絶対にこいつは「私のせいじゃない」とか言う無責任タイプ。
しかもラストで中将に暴言を言うし、あれは中将さんキレてよかったレベル。
とはいえ、ボタン一つ押せば一瞬で終わるのに、そのボタンを押す許可のために悶々とさせられるのは非常に面白かった。