芸術学の先生がプリクラかドローンでレポート書けとか極端なこと言うから鑑賞。女子大生とおじさんの二重人格を自認してるので結構まよったけどやっぱ私はマスキュリズムおじさんなんだろうな。
めちゃくちゃ良い映画だった。
テロリストの家にミサイルぶちこむ作戦。現場にいる攻撃側の人間はドローン操縦士一人。さていよいよぶちこむぞって時にザ・イノセンスな女の子がすぐ側でパンを売り始めてこのままじゃ確実に被害者になってしまう、攻撃してもいいんですか本当に？なんというシン・ゴジラ「総理ィ！」味。
攻撃の可否を握るのは遥か遠くにいる上層部の人間。たしかに彼らは今この場で命を張ってるわけじゃないけど、だからって発射オーライではないし。でも判断の曇り方が殺すか殺されるかシチュエーションではありえなさそうで設定生かしきってるなと拍手。
最後のセリフにえぐられちゃうよね。
緊迫感もまた良い。どのへんでやってた映画か知らんけどもしこれシネコンで見てたら私的シネコン愛論の一章に組み込まれそうだと思いました。
これでどんなレポート書けんのか知らんけどとっても満足です私。
