PANDADA

貞子vs伽椰子のPANDADAのレビュー・感想・評価

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)
1.0
「リング」シリーズでの怨霊、貞子。
「呪怨」シリーズでの怨霊、伽椰子。
誰もが知る日本が誇るホラーの二大巨頭です。

怖いものを二つ重ねたらさらに怖くなるんじゃないのか?という、幼稚園児的発想から作られた駄作(笑)。

いやぁ、アホな作品ですよね。

タイトルは「貞子vs伽椰子」ですが、全然バトルなし(笑)。
ガンガンの白熱した展開を期待したのに、全くのタイトル詐欺です。

例に漏れず設定も作り込みもグダグダ。

教授のDVDをパクってた夏美、って劇中、そんな時間も隙も全くないんだけど。。。

そして「機械オンチ」だと言っていた夏美ですが、教授のDVDから「呪いのビデオ」のデータを抜き出して、Youtubeにアップって、機械オンチじゃないじゃん(笑)。

そして夏美がせっかく拡散したり、デジタル化したのに、呪いの家に行くときは、モニターとビデオデッキを持ち込むって、なんで無駄な労力を。。。

最後の舞台になる古井戸もよくわかんないですね。呪いの家の敷地内っぽいんだけど、外から見てそんなスペース無いし、あれはいったいどんな間取りなんだろう(笑)。

まあ、予想通りの酷いシナリオ。

キャストでは、安藤政信が「やる気あるの?」というくらいの、熱のこもらない棒読みを観せてくれてます(笑)。

監督てしては「Jホラーをぶっ壊す」との意図があったそうですが、その前に自分の映画監督しての評判をぶっ壊してしまいました(笑)。

コメディ作品としてもう一周くらい観てみるかなぁ。
いや、やっぱ、観ないかな(笑)。
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