菩薩

SEX発電の菩薩のレビュー・感想・評価

SEX発電(1975年製作の映画)
3.3
舞台は2037年の近未来、地球上の全エネルギーが使い果たされ枯渇したディストピア世界。

全ての動力が二世紀前に逆行し、街には無用の長物と化した車が無残にも乗り捨てられ、かつては大空を飛んだ飛行機も旧時代の遺産と化し、人々の明かりはロウソクに戻った。

そんな時代に、世界一の助平国家イタリアで一つの画期的な発明が完成する。その名も「SEX発電」、女性の性的興奮、エクスタシーから発せられるエネルギーを電気に変換するクリーンエネルギー。

立ちはだかる宗教的倫理観もなんのその、明かりを取り戻し再び動き出した世界。新エネルギーの確立により産業化されるSEX、違法化される自由恋愛、人々の、世界の愛の行方は如何に…。

なんて真面目に書いたところで、アホらしいエロティックコメディです。でもほんと思うんですよ、ファミレスとかでべちゃくちゃ何時間も延々と喋り続けてるババァ共の熱エレルギーや、ジムでひたすらバイク漕いでるアレをどうにか上手く使えないものかと…。

未だに未来の見えぬ原発問題。さしたる代案無きまま感情論だけが先走る現在、観ておいて損は無い作品かもしれません。


なんてな。イタリアは尺八じゃなくてクラリネットなのね。題名から察する以上の内容であった事は確か。