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SEX発電のswansongのレビュー・感想・評価

SEX発電(1975年製作の映画)
4.1
"僕たち、もう会えないんだね…"

涙腺のダム決壊必至の名作"メリーゴーランド"のクライマックス、ルカ(レナード·チェスティエ)とその父ロベルトの永遠の別れを見まもりながら、大粒の涙を流した美しい女(ひと)、アゴスティーナ·ベリ。

"メリーゴーランド"の翌年、彼女が主役として体当たりの演技で挑んだ作品がコレなんです。

"SEX発電"というえげつない邦題がつけられたこの映画、実はポルノじゃなくて、中身はいわゆる"イタリアン艶笑コメディ"。

たしかにエロエロなシーンてんこ盛りだけど、その"てんこ盛り"を経て、アゴスティーナ演じるヒロインは真実の愛??に目覚めてゆくのであります。

でも、話はそれだけじゃ終わらない。
(詳しくは書けませんが) 終盤にアイロニカルな"ひねり"を効かせるところは、さすがイタリアン。
イタリア行ったことないけどね。(笑)

以下、物語序盤の流れをさらっとご紹介致しましょう。

そう遠くない未来。
地球上のあらゆるエネルギー源は枯渇し、人々の暮らしは産業革命以前のレベルまで退行してしまった。

そんなある日、ローマに研究所を構えるナントカ博士が、性行為から電気エネルギーを得る画期的(笑)なシステムを発明。

"イタリアでいちばんアレが強い男女を探せ!"

被験者に選ばれたアゴスティーナは、博士の策略によって強制的に入院させられるが…

なんやかやとエクスキューズしましたけど、アゴスティーナ様の美しい裸体を拝むことができた私は、幸せ者であります♪(笑)

メリーゴーランド (1974年)

SEX発電 (1975年)

悪魔が最後にやって来る (1977年) …

アゴスティーナ様のフィルモグラフィって、素敵ですね!

(*≧∀≦)) ソレニシテモ フリハバオオキスギ!
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