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君の名は。のhancharのネタバレレビュー・内容・結末

君の名は。(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

正月3日に地上波初で『天気の子』がテレビ朝日系列で放送するので予習って訳 では無いが鑑賞。TV地上波で2回やっているがまともに見るのは劇場以来。
当時観賞後の感想で「最高!スッキリした」と「何かモヤっとした物が…」と見た人で別れると聞いていたけど自分は後者だった。

一つ目は最後のシーンだが、瀧君と三葉が都内で会うけどこの三葉って基本時間軸の瀧君と心と身体が入れ替わった三葉では無いよね?
瀧君と三葉が頑張って糸森の住民を避難させ被害者を無くそうと改変に成功したけど本来の瀧君の世界では犠牲者になっていた三葉は年齢も上、瀧君と入れ替わりをしていたのは瀧君から見て3年前の三葉なのだから恋愛感情沸くのかな?
三葉にはまだ中学生だった瀧君に組み紐を渡した時の面識があるから瀧君への想いはあるだろうけど。
自分のタイムスリップの概念は『ドラえもん』・『ドラゴンボール(トランクス編)』・『ターミネーター』・『B.T.F』なので(それを大きく壊してくれたのが『TENET』ですなw)ちょっと「?」だった。本作は次元をも越えていると言うのかな?

もう一つはあの短時間で良くあの頑固町長を説得させて町民に避難勧告出来た所かな。その辺りは小説・マンガ版で詳しく書かれているかも知れないけどもう少し描いて欲しかった。

そんなモヤモヤ感があっても自己採点は高く付けさせて貰いました。モヤモヤ感が無ければ4.8~5.0は付けていたと思います。
もちろん新海先生の描くリアルな新宿・自然の風景や雨の滴や水溜まりの波紋は美麗でRADWIMPSの音楽は軽快かつ爽やかで最高だった。
今後も新海誠作品が発表されBlu-ray、
DVD化されるだろうけど映像特典にスピンオフとして『一葉婆ちゃんの入れ換わり』や宮水神社の場所を変える原因になった『眉五郎?の大火』を付けて貰える事を希望します(笑)。


今年最後のレビューがオジサンのボヤキになってしまいました。😅
そう言えば某アニメーターが『売れる要素が全て詰まってる作品。売れて当たり前だし売れなきゃ可笑しい』とボヤいていたっけ(笑)。


P.S ミキ先輩が妊娠していたけどその相手が瀧君の友人、司と噂があるけどそれが解る所を返却する前に確認しておこう。
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