■かんたんなあらすじ
やめろ、この映画は青春を拗らせたおっさんに効く。
◆
公開当時、やたら評判が良かった。
良すぎて観る気をなくした。
私の中に住む天邪鬼さんは超強いので
話題になればなるほど観たくなくなってしまうのである。
しかしある日、『偶然にも映画館の前で』『偶然にも予定が無くなり』『偶然にも10分後から君の名は。が始まる』タイミングがあった。
…観るかｧ…
いや、観てやるかｧ…
そんなに話題なら、さぞかし面白いんでしょうﾅｧ…
と謎のマウントをとりながらチケットを購入。
【観覧中】
「んごぁ！良い物を観た！」
映画館を出て一言目に発した言葉はこれだったと記憶している。
めちゃくちゃ良かった。
もう居ても立っても居られなかった。
なんだか凄いものを見た気がして、昼間からなんとなくビールを買った。
二条駅の車止めに腰掛けてビールを飲み干した。
…こりゃ人気にもなるわ。
後日、嫁ちゃんを引き連れもう1度劇場で観たのであった。
「素直に面白いと言えない勢」がたくさんいるのもこの映画の持つ話題性を反映しているのかな！と！思ったり！しなかったり！
個人的にはほぼ完璧とまで評したい作品。
見ていなくて、なんとなく腰が上がらないそこのアナタ、わたしもそうでした。
がんばれ！良い物見れるよ！
おわおわり
