Tom2022

君の名は。のTom2022のレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
3.5
多くの人に絶賛されている映画なので、期待を胸にワクワクしながら見てみました😄。

飛騨高山の巫女であり高校生の「みつは」と、東京に住む内気な高校生の「たき」のお話。出会う事のない2人の意識が時を超えて入れ替わり、だんだんと相手に興味を持ち始めます。

みつはと、たきが、入れ替わった時の2人のドキドキしている姿とか、入れ替っているのに高校に行って周りの人から見えるギャップが微笑ましくて、面白かったです😄。

高校生たちが、作戦を立てて街を救うのに奔走する姿がとても良かったですね。こういうのを見ていると、頑張れーっ高校生たち!って、応援したくなります。

この映画は、光の扱い方がとてもうまいなあと思いました。優しい光表現、木漏れ日、朝の光、黄昏時の光表現、透明感や透過の描写、ふと差し込んだ光、彗星の輝きなどなど、かなり考えて表現しているんだろうなって感じます。

平面なスクリーンの上で、アニメーションで、それを実現したするのっておそらくすごい事なんだと思いますし、沢山の人が映像の良さにコメントしているのが、よく分かりました。

また、私は、ストーリーを盛り上げたり、映画に入り込みやすくするには、音による臨場感がとても重要だと思っています。この映画の音響効果はとても良くて、広がりがあり、自分がそのシーンにいる感じがしてきます。特にやまびこの所が良かったです。

この映画のストーリーもいいのですが、光の扱いや音の臨場感による表現方法がとても好きになりました。この監督の他の作品も見てみたくなりました😄。
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