このレビューはネタバレを含みます
うーん。。。
私は正直”入れ替わり系”も”タイムスリップ系”も”SF”も好きではないので、そもそも合わないということを前提におく。
しかし、それ以前に私の中で2つ分からない点があり、世間の高評価ムードについていけなかった。
1つ目は、なんで入れ替わるのがタキくんなのかという理由づけ。
もし「ふたりは運命だから」とかほざく奴がいたら、運命を安売りし過ぎだぞ、と思う。
「運命だから」で終わらせることが許されるなら、どんなにめちゃくちゃな設定やストーリーでも「ま、運命だししゃーないw」でまとめられるのか?
それならもう映画なんか作らない方がマシだ。
「都会のイケメン高校生にうまれ変わりたーい」→タキくん
になったのなら、そんな糞みたいな動機付けであそこまでやる(タイムスリップしまくって三葉を助ける)のか、と、どうも納得するには到底及ばない。
(例えばだが、タキくんが幼少期から隕石や彗星を調べるのが好きで、小さい頃、親に連れられて糸守村に1200年前?に彗星が落ちた跡を見に来ていて、その時に三葉と何らかの形で出会っていた。そして成長して、彗星が再び糸守村に落ちたと聞いて、名前も姿も忘れたが、三葉のことを思い出す。そして…。的な、タキくんが入れ替わる相手としての”結び”が感じられるサブエピソードみたいなのがあればよかったなぁと。)
2つ目は、後半の2人の入れ替わりが頻繁かつ急すぎて、全然ついていけなかったこと。
これは私の脳みその処理速度が異様に遅いのかもしれないが、「寝ると入れ替わる」という初期設定を完全に無視して話が進んでいくことに、置いていかれてしまった。
話のテンポに重きを置いているのなら仕方ないが、それほどテンポも良くなかったように思う。
良かった点は〜〜〜
絵が綺麗だったこと。(笑)
高評価の住人たちから、心が汚いと言われるのかしらね(笑)