鍋レモン

君の名は。の鍋レモンのレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
2.0
⚪あらすじ
東京に憧れる田舎暮らしの宮水三葉と東京の街で父と暮らす高校生の立花瀧。出会ったこともない2人がある日夢の中でお互いの身体が入れ替わっていることに気付く。戸惑いながらもお互いの生活を体験する2人、しかし、ある日を境にその入れ替わりは無くなってしまう...。

⚪感想
地上波で鑑賞。

少数派であることは100も承知なので好きな人はレビューを読まない方がいいです。

好きな人には申し訳ないけど表現が好みじゃなく生理的に無理なのと、内容・展開が面白くなかった。

良かったのは長澤まさみさんの声と景色が綺麗さ。

大ヒット!とかめちゃくちゃ面白い!と言われてたからハードルが上がっていたせいかもしれない。
あとは内容的にも展開的にもなにも感じるものも面白さの欠片も無かったので新海誠さんの作品が好きではないのかも。

色々な映画のつぎはぎ合せのようという批判に対して新海誠監督が「それは、あーその通りかもしれないな、と思うのと同時に、そんなに容易なことならば、みなさんやってみればいいじゃないか、という風にも思います」って言ってしまったのがかなりダサい。
この発言で一気に作品も嫌いになった。
個人的になぜ映画を楽しむ側が映画作らなきゃいけないのか分からないし、才能がある人はこんなことを言わず大変だけど努力して面白い映画を作ってるのでは。
お涙頂戴演出も見え見えで全く感動しない。

3年の月日の差に気づかないおかしさ。

人の胸触っといてあの軽さ気持ち悪い。

RADWIMPSは「前前前世」よりも「いいんですか?」が好き。

その時の風潮とかに結構流されて面白いって感じることが私自身結構あるので、ヒットしてた時に見ていた映画を改めて観直したいと思ったけど。うーん。

いくつかのレビューにあった新海誠監督の童貞臭と監督のオナニーを見させられているようというのはなんとなく共感できる気もする。
同じものを細田守監督からも感じるし、個人的に細田守監督の作品も苦手なので察し。

結果的0だけどBTOBのポスターが景色に写っていたので+2.0って感じ。

今後新海誠監督の作品は観ないと思う。



⚪以下ネタバレ



ラストのタイトル通りに「君の名は...」ってなるの狙いすぎてる感じがして個人的に嫌いだし、だろうなって。

他のユーザーの感想・評価

kohey

koheyの感想・評価

4.1
昨日の夜テレビで鑑賞して二度目の君の名は。でした。

前回見たのが結構前で記憶が曖昧な所が多々あったので、ほぼ初見のような感じで楽しめました。

やっぱり絵が本当に綺麗!
終始それにうっとりさせられてしまいます。街の景色や彗星は勿論ですが、ご飯も食欲をそそる綺麗な絵でした!同じアニメ映画のジブリと同じ感覚です。

もとから気になっていた天気の子ですが、改めて君の名は。を見て絶対見に行く!と気持ちが固まりました笑
発芽米

発芽米の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で3回鑑賞、昨日の地上波で4回目。
最初はRADWIMPS聴くために行ったけど、本当に見に行ってよかったなと思えた。まさに沼。
やっぱり新海誠と言えば雨の描写が素晴らしい。(背景も)ひと粒ひと粒が繊細に描かれていて感動する。




マジックが落ちるシーンで絶望して、三葉が手を見るシーンで号泣して、最後の走るシーンからの題名が出るところが完璧すぎて、毎回毎回しんどい。

天気の子も初日見に行けたらいいなあ…楽しみで仕方ない。
というか7月見たい映画ありすぎるな……
金木犀

金木犀の感想・評価

4.7
三年前、映画館で観た時以来の鑑賞。
綺麗な風景描写の一方で、田舎の狭くて陰湿な感じや都会の広くて浅いイメージから目を逸らさないで、どちらの肩を持つことなく描いているのは改めて凄いと思った。
音楽もRADの曲が映画に寄り添う時もあれば、逆に曲側に合わせたPVのようなシーンもあるのが新しいなと思う。
そして美しいものは時として残酷なものになるということを忘れたくない。
最後のシーンは秒速と重なる部分もあったように感じた。
照屋

照屋の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後
君の名前は
なんかーいってなった
面白い
長澤まさみ声優上手いんだ!
夕飯

夕飯の感想・評価

3.5
入り組んだ設定をかなり見やすくまとまった脚本にしてるので、映像だけでない新海誠の凄さを感じる。「前前前世」の入り方やカタワレ時のシーン(名前を忘れてしまう)もグッときた。なにより彗星落下の残酷で美しい画が最高。
ラッドの曲も好きになれたし見直すと何だかんだいい映画だと思う。
地上波放送で鑑賞。レンタル開始直後に一度見たので、二回目になります。

前回見たときもそうだったんですが、感動して泣いちゃいました。

でも正直、「映画」として面白いという感じではないんですよね。お話自体も珍しい内容でもないと思うし、人物描写も微妙だし、終わった後の余韻も残らないんですね。だから、感動してしまうことが、なんか悔しいんですよ。なぜ泣くのか。

思ったのは、やっぱり音楽の力に感動している気がするんですね。なんか、音楽に感情をコントロールされているというか。
しかしよくある、音楽は良いのに内容が駄目な映画とは違うと思うんです。
この作品って、映画に合わせて音楽をつけていくんじゃなくて、音楽に映画を合わせていってる感じがするんです。だから映画と共に音楽も終わると、一気に冷めるというか。音楽という魔法が解けてしまったとでも言いますか。終わった後、あんまり自分の中に残るものが無いんですよ。ある種、騙された感じ、それが悔しい原因かもしれません。

とは言ったものの、音楽抜きで感動するポイントがないわけじゃないです。

三葉が東京に瀧を探しに行くシーンでの、彼女の心の声にぐっときました。三葉の中で瀧に対する気持ちがどんどん高ぶっていくのがわかる良いシーンです。見るのは二回目だったので、先に待ち受けることを思うと可哀想な気持ちになりました。

もう一つは、交わるはずのない2人が出会うシーンです。ここは最大の感動ポイントですよね。

ここからはちょっと苦言。

この話のキーとなるのは隕石だと思うんです。作中の描写にもあるように、隕石の衝突が二人を結び付けたと解釈したんですが、それがなんか嫌な感じがしました。
隕石の衝突がもたらすものは、破壊そして死です。それをロマンチックなものに改変しようとしている気がしました。うまく言えないんですが・・・。

これは苦言と言うか、こうであってほしいことですが。

先ほど述べた、交わるはずのない2人が出会うシーンですけど、ラストでは忘れたままという設定にしてほしいです。

2人の気持ちが最も通じ合ったのはあの一瞬だけ。二度と思い出すことはない。そのほうがロマンチックだと思うんですよ。儚いじゃないですか。
そういう設定を作中に入れてくれれば余韻も残ったと思いますね。

なぜ3年?なぜ5年?とか、コケる演出がこてこてすぎるとか、細々とした不満もあるにはありますが、まあ、なんだかんだで感動させられるのが新海誠マジックなんでしょうね。
わきお

わきおの感想・評価

5.0
疾走感のあるストーリーとRADと地元飛騨ってゆう大好きなものの組み合わせで最高の映画だった
日本ならではのミュージカルなんじゃないかと思った
飛騨弁はぎこちない笑笑
saki

sakiの感想・評価

3.9
映像がとにかく美しかった。浮き上がるような、色を形を丹念に掘り起こしたような、描き込みの美。
音楽との親和性の高さも、個人的には左程好みではなかったけれど、それでもひとつの世界観として入り込めました。

(以外ややネタバレ)

ラストはタイトル通りになったわけだけど、遠くに在りて…のような距離だった方が個人的には良かったなと感じました。救いのある世界観にさせ過ぎると、逆に現実的な観点として物悲しさを感じる想像性のように感じもしたので。
ゆきこ

ゆきこの感想・評価

3.0
商業的に成功するってすごい!
と、CM見て思う
映画館でみて以来の2度目の鑑賞。

いろいろと突っ込みたくなる要素は多々あるけど、
2回目でも圧倒的に素晴らしいと感じる絵だし、神木くんの瀧くんがいい。

田舎の子がそぼくで、
都会の子がクールで、
っていうステレオタイプに描かれてないのがいい。

瀧くんの友達が都会の優しい男子で好きだ。
りんの

りんのの感想・評価

4.0
劇場公開で観たのは3年前だなんて…時の流れの早さを感じながら地上波で再視聴。

やっぱり最初の「前前前世」のPV(的イチャイチャパート)。何回観てもテンション上がりますなぁ。一番楽しい時期。

内容や技術の素晴らしさは言わずもがなですが、今回驚いたのはCM提供。
スポンサーのロゴデザインが「入れ替わる」っていう最高のアイデア!粋な演出すぎる!天気の子への期待感も爆上がりです☔️
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