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君の名は。のmiaのレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
3.7
夢の中で憧れていた「東京の」男子高校生になって生活していた「田舎の」女子高校生の三葉。そして、「田舎の」女子高校生として生活する夢を観た「東京の」男子高校生の瀧。ふたりはふとしたとき、夢だと思っていた生活が現実のものだと気付く――。不定期に続いていたその入れ替わり生活が不意に終わりを告げた時、ふたりはある事実に気付く。

好奇心に負けてレンタル開始日に借りてきてしまいました笑
新海監督の作品は2作ほど観たことがあったんですが、雰囲気とかはすきなものの、ラストとかがイマイチすきになれず。
これが公開した当初も、実は観にいこうとかはあまり思わなかったのでした。
ただ、周りの反応が良かったのでそれはそれで気になり。

「夢だ」と思ってるわりには順応力高くないか笑
いやまあでも「夢だしすきにやってみるか!」みたいな感覚なんでしょうか。

「入れ替わり」までの過程、「夢」だと思う表現、「互い」のそのままの生活、入れ替わったそれぞれの生活、「夢」から「現実」なのだと気付く瞬間。
まるで対面しているかのようなスマホの中での「会話」、めまぐるしく表現される「入れ替わり生活」で少しずつ理解していく互いの状況。
演出が面白かった。
そういう繋ぎ方で来たか、なるほどなーと思いました。
確かにあの繋ぎとBGMの差込方はずるい。
「会話」の部分はもう一度観たくなって、映画を観終わってからもう一度観ました。
景色はさすが、美しかったです。
彗星、停電していく景観、自然の景色、東京の、町並み。
どれも綺麗でみごたえがありました。

過去観た2作品、私の認識ではハッピーエンドには「思えなかった」ため、それでなんとなく苦手意識を持ったのかもしれない。
綺麗なラストに持っていこうとしながら、「切なさ」「刹那さ」「苦しさ」「涙」「悲しさ」そんな思いばかりを大切にストーリーを組み立てている気がして、そのラストに持っていくのか・・・と少しがっかりしました。過去観た2作品では、ね。
多分、この作品もそう持っていくのではないかと思いあまり観ようと思う気持ちになれなかったんだろうな。
そういう思いを覆すストーリーで良かったです。
少し印象が変わりました。
RADWIMPSも、曲だけで聞いたらそんなにすきになれなかったんですが、映画の絵に付随して聞いていたらこの映画によくあっていて良かったです。

普段ジブリ・ディズニーくらいしか積極的にアニメ作品観ないので、もっと色々な作品観たいと思います。
あ、でも細田守監督の作品もいくつか観てるか。
ラストも、心配していたような終わり方じゃなくて本当に良かった。
ぶわっとしました。いや泣いてないけど。
気持ちがね。
しかし綺麗な終わり方。
こういうのすきなんでしょうね。

さぐっていって、繋がる瞬間。
ぴたりと合わさるそれらが、非常に気持ちよかった。
ただ、もう少し互いの惹かれあう"想い"をしっかりと観たかった気がします。
スマホでの「会話」がそれに相当するとは思いますが、またちょっと違った表現の仕方でも良いからもう少し観たかった。
とはいえ、長すぎず話もテンポよく進んでいくので退屈せず、すっきりと観れると思うのでまたいつか何かきっかけがあればもう一度観たいと思います。

とりあえず三葉可愛いのは勿論だけど、奥寺先輩が可愛かった!



-114/2017