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君の名は。の238のレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
3.8
右心房の血管が詰まっているような感覚に襲われている。多分これがいわゆる「余韻」というやつか。(もしくは違和感)明確なゴール、結末が無くとも完成と呼べるのは流石の新海監督。その新海監督の、日本人にしか書けないような脚本とピタリとはまるRADWIMPSの楽曲も素晴らしみ。‬

中盤、入れ替わりがなくなってから始まるあまりに距離感のありすぎるラブストーリー(もはや距離などないが)や、瀧が飛騨を訪れてから急速に展開していくストーリーに多少の矛盾を感じる点もあるが、とても魅了される。それでも、3年の時差に気付かないのはおかしくねぇか?まぁファンタジー映画の矛盾点を指摘するのはナンセンスかなって思うのでやめときます。

公開してからの2年間、誰からもネタバレされなかったのは超ファインプレー。映画館で観たかった。どうせすぐレンタル開始すると思い映画館に観に行かなかったのがダメだったな。クソロングランだったし。
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