公開当時劇場鑑賞
天気の子を観て改めて本作は新海誠を一般に向けてプロデュースするためだけの作品だったのだなあと思った
キャラデザは「あの花」の人
作監はジブリの人
あの花の顔とジブリの顔が混在し、それだけで入り込めなかった。
ゆきの先生が出たところがピークで終わった
三葉以外のキャラクターがただの記号で、ストーリーの進行役と起きたことに対するリアクション役だけでビックリするくらい心理描写がない
後半瀧くんが感情出してるように見えるけど、前半ただ脚本の通りに踊らされてるだけなので全く感情移入できない
たった46分で主役2人の心理を雨と共に丁寧に描いた言の葉の庭に感動して、どうした新海誠?!と思った
けど天気の子でまたちゃんと人間ドラマを描いた
つまり本作はアニヲタ以外にはほとんど知られてなかった新海誠を、10年20年前の作品で使われていた展開と壮大な映像美で若者や新海誠初心者にあたかも斬新だと思わせ稼げる監督に仕立て上げる(さすがにここまでのヒットは誰もが予想外だが)プロジェクト
当時はガッカリ以外何もなかったけど、これを経て天気の子が生まれたのでその土台としてありと思えるようになった