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君の名は。のpapandaのレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
4.5
久しぶりに見た。忘れてはいけない、忘れたくないのに消えていく記憶。もどかしさ、悲しさ、愛おしさ、儚さ。時間、記憶、人との繋がり。宇宙の、この世の節理。この映画ってかなり深いと思う。人は目に見えない何かに動かされているのかも。三葉ちゃんのお婆ちゃんも、お母さんとお父さんも、きっと同じように結ばれたんだろうな。お父さんが政治に目覚めるのもあの日のためだったんだろうし。
それにしてもあの緻密な描写ってすごい。閉じられる扉、開くドア、何かが変わっていく描写。かたわれ刻の美しいこと! 瀧くんは立派な漢だし、三葉ちゃんはしっかり前を向いてるし。今さら遅いけど憧れる。
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