KM

何者のKMのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.0
原作を読んだ時も思ったけど、後半の展開で「ああこの作品はミステリーなのだな」と思いました。
私がこうして映画の批評を書いていることさえも、なんか別の自分になることを求めているような気がしてしまってならないです。

就活云々というよりも、現代の若者達にとってSNSやスマホを使ったコミュニケーションが、まるで体の一部のような感覚になるまでになっているという、恐ろしさを描いてるという点がこの作品の凄さかなと思います。
そういう意味ではラストの二階堂ふみさんの演技は個人的に凄味が出てて好きでした。


で、真面目な感想はここまでで、とにかく思った以上に菅田将暉くんが歌ってましたね!
そして佐藤健と山田孝之の学生役はさすがにキツいかなあ、、、もうちょい若手のほうがリアリティがある気がします。
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