カトリナ

何者のカトリナのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
-
役者と舞台は整った!監督の専門の意匠が小説とはまた違う部分に越境するだろうこの感覚が判定基準となるところ。就職活動に臨むそれぞれタイプの違う同軸のコマとして様々な悩みや本音や自意識といった感情が関係性に影響を及ぼしたり他者からどう見られているか自分はどう演じるかが絡んできてリアルに次ぐリアル。健はもっちゃりだし二階堂はウザいし有村は乙女だし菅田にはこそぐられるしで皆うまい。ただし内容的には想像の範疇を超えず「人間関係ってめんどくさいよねー」くらい。あと良くも悪くも桐島的。果てしなき旅の途中。

🤔
カトリナ

カトリナ