naoズfirm

何者のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.9

自分という人間🎬

ストーリーは現代の就活事情を舞台に5人の若者たちが、嫉妬や焦燥を募らせていく姿を描いた作品でした。ちょうど公開された頃に就活をしていて、その時観るべきか、終わった後に観るべきかで悩み、結局終わった後に観ました。評価が分かれる映画ですが個人的には好きでした。

就活をしている時に私自身も自分が何者なのか?自分は何ができるのか?強みは何か?学生時代頑張ったことは何か?について悩みまくりました、、自分を知ること、また自分の強みを相手にどうしたらうまく伝わるか、就活を終わった今でも分かりません。就活は「縁」だよとよく言います。まさにその通りだと思います。10、100社受けても通らない人は通らないし、2、3社で通る人もいます。受けてる業界・職種が違うので一概には言えませんが、、私自身は後者です。自分が何をやりたいか分からず就活をしていました。とにかくネームバリュー・給料重視でエントリーしていました。周りよりも少し早く始めていたので、4月・5月くらいには遅くても終わるだろうとそんな軽い気持ちで就活をしていました。しかし、それが大間違いでした、、気づけば周りがどんどん内々定をもらっており、死ぬほど焦りました。結果的には7月には終えることができましたが、やっぱり縁なのかな!?と思ったことが何度もあります。確かに面接に行くまでの過程である、webテストやエントリーシート通過には縁ではなく、個人の力量が試されます。しかし、面接となると初対面の人通しです。確かに入室10秒で合否が決まると言われてるいるくらい第一印象は重要です。それとは別に面接官と学生の相性など机上の空論にはない、面接官側のさじ加減・好みが働きます、、そういう意味でも、どの面接官に当たるかによって結果も異なってくると思います。同じ一次面接でも、話した内容は同じでも面接官によっては合否が別れるかもしれません。そういう意味でも就活は縁だと思います!

まあ、就活を終えた後に観るべきですね、、「何者」を見た人は、自分自信の闇がスクリーンに投影されたかのような気分になったのではないでしょうか?人の心はドス黒いです。
naoズfirm

naoズfirm