ラストの劇中劇的な、大胆な演出にはもちろんのこと、主人公とは物理的には関わらないとある主要人物の顔を出さず、彼の成り得たかもしれない「本当の裏の自分」としてまとめ上げたところはかなり好き。
原作にも…
皆一緒にいても少しずつ
角度の違う方向を向いている
気づけないほど小さい角度の差で
しばらく一緒に歩いて
距離が開いていく時まで
それに気づけないんだと思う
だからこそ当たり前のように
一緒に居ら…
僕の就活は三ヶ月間だったけど、その間は暗い海の中にいるような感覚だった。毎日が苦しいんだけど、どうしていいかもわからないような。。
そんな辛かった就活を上手に伝えてくれています(この映画の芯はそこ…
期待が大きかっただけに見終わった時の残念感がすごかった。
どんでん返しが!と言う割に、どんでん返しという程のものはなかった。
ただリアル。あーいるなーこういう人 とはなるけど、主人公の考え方が偏って…
頭がおかしくなりそうな映画だった。
就活のリアルとか、現実、ツイッターの怖さを叩きつけられた。
就活をとおして「何者」になりたいのか、自分は「何者」なのか、いいタイトルだなあなんて思った。
自分…
「観察エンタメ」という宣伝、そして最初から主人公を観察者として描いてしまっていることがまんまネタバレであり、作品としての魅力を大きく損なっていると思う。
私は少し前まで朝井リョウのファンで原作もかな…
朝井リョウ原作小説の映画化。現代の就職活動戦争に奮起する若者たちを描いた内容。人気若手俳優勢揃いの出演ながら、作品柄スーツや就職とであり地味。派手な展開はないが、まさに現代の日本を象徴する内容ばかり…
>>続きを読む(C)2016映画「何者」製作委員会 (C)2012 朝井リョウ/新潮社