いみ

レッドタートル ある島の物語のいみのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

テレビ放送のを録画しておいてやっと見た。

絵のタッチがとても好き。
きれいな絵本をめくっているような感覚だった。

ざっくりとストーリー

男が一人島に流れてきていかだをつくって島を出ようとするが姿の見えない何かに邪魔されいかだを壊され何度も失敗する。
あるときそれが大きな赤い亀の仕業だとわかり男は怒り心頭。
棒切れで叩き、甲羅をひっくり返してしまう。
干からびてしまうというときに男は自分のしたことを後悔し慌てて海水をかけるが甲羅はヒビが入り亀はびくともしない。
諦めて寝てしまい数時間経過。
ふと見るとなぜか女が甲羅をかぶっている。
はじめは戸惑う二人だがだんだん距離が縮まり二人は夫婦に。
男の子が生まれたくましく青年に育ったある日津波が島を襲う。
無事助かる三人だったが
息子は外の世界に興味があり仲良しの亀3匹と共に海へと消えていく。
やがて年を取り男は死ぬ。
女はそっと男に手を合わせるがその手はあの大きな赤い亀になっている。
赤い亀は夕日の沈む海に還っていく。

台詞が一切ないのに情景や行動や表情などの表現が長けているのでなんなく理解できる。
アニメーション素晴らしかった。
「岸辺のふたり」も観てみたいがレンタルあるだろうか。

海の中を泳ぐシーン、夕陽、雨、カニたち…
どれもとても素敵だった。
いみ

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