特捜部Qシリーズ2作目。
やっぱおもしろいです、このシリーズ!3→1→2と鑑賞してしまいましたが、どれから見ても楽しめる上質なサスペンスです。
今回は、20年前寄宿学校で起きた殺人事件の真相究明。特捜部Qに新たなメンバーも加わり、捜査も複雑に。展開は今のところシリーズ通して今回が最も後味悪い作品。乗り越えられないこともあるんだと思わされました。
このシリーズは被害者より犯人側の人間に焦点を当てるため、鑑賞中は怒りよりも虚しさが湧いてきますが、「悪」とは言い切れないグレーな部分が多く、いろいろ考えさせられます。
「このコーヒーは誰が入れた?」
「ローセです」
「よし」
のくだりが、一瞬すぎて笑うタイミングを失いました。