アキラナウェイ

特捜部Q キジ殺しのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)
3.6
ちょっと一言いいですか?

Netflixさんよぉ〜〜〜!?
特捜部Qの3部作の内、なんで1作目と3作目はあるのに、2作目のキジ殺しがないの?ねぇ、なんで?
半端すぎるやろーーー!!!!

という事でアマプラで鑑賞しましたよ。

未解決事件のみを扱う特捜部Qのカールとアサド。彼らが追うのは、20年前に起きた双子惨殺事件の真犯人。事件を紐解く内に見えてきたのは同じ寄宿学校に通う同窓生の強い絆だった。

否、絆と言えば良くも取れるが、彼らのそれはただの卑劣な繋がりでしかない。直ぐにでも断ち切るべき悪の連鎖。

前作と違い、最初から犯人が分かった上でなぞるストーリーライン。前作以上に胸糞悪く、救いがない。

北欧の曇天の如く、毎度灰色の濁った物語を繰り広げてくれるシリーズ。

それでも頑固一徹カールと甲斐甲斐しくお世話するアサドのバディ感は健在で、そこに新人秘書とにゃんこを加えて、やはりこのシリーズは楽しい。秘書ちゃんが美味しいコーヒーを淹れてくれるから、アサドの濃いコーヒーは出番をなくしたけれど。

事件の鍵を握る少女、キミーが凄まじい!!

寄宿学校時代のキミーは大人びていて、艶めかしく暴力的で、狂っている。しかし、彼女が求めたのは愛そのもの。それが20年経っても変わらず、狂った愛で終結するラストには背筋が凍る。

2時間ドラマっぽさがあるからこそ気軽に観れるけど、毎度毎度やはり重い。

やっぱり誰が1番の被害者かって言うと、僕は物理の先生だと思うな。