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特捜部Q キジ殺しのましゅーのレビュー・感想・評価

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)
3.7
先週から経つこと一週間。待ち望んでいましたよ。この特捜部Qの第2弾を観るのを。

という訳で、昨日6/13(土)で無料配信が終了してしまいましたが、ありがとう。@GYAO! 滑り込みで鑑賞できました。
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初作であれだけすったもんだしたにも関わらず、見事未解決事件に決着をつけた特捜部Qは晴れて警察署内のヒーロー的存在扱いとなり、人当たりのいいアラブ人捜査官アサドと、相変わらず仏頂面でタバコを吸いまくりながら捜査に没頭し、息子との夕食も忘れてせっかく復活した親子関係に影を落とす、猪突猛進のカールとのコンビは健在です。
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前回の活躍のおかげで新しい秘書ローセも迎えますが、まるでブラック企業の如く上記のようにプライベートを犠牲にするほど捜査に打ち込むカールの所業にちょっと嫌気はさすものの、膨大な資料の中から手掛かりをしっかり掘り起こす手腕はなかなかのものです。
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さて、今回。20年前に双子の兄妹が、妹はレイプされた上に両者とも残酷に殺害された事件。

不遇な目に会い続け自殺してしまったその親である引退した刑事が、個人的に追い続けていたその事件を、特捜部Qの面々が引き継いで捜査をしていく形です。
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(と言っても基本的にはカールの野生の勘のようなものがきっかけではあるのですが、今回は自殺する直前のその刑事から、カールが直々に再捜査を依頼される経緯はあります。)
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その中で浮き彫りになる背後に潜む強大な権力と、両手の指でも足りないくらいの同様の犯罪の数々。そして浮かび上がる鍵となる女性の存在。
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前回に比べても明るめのシーンは多い気はする一方でダークさと胸糞度・鬼畜度はパワーアップしてますし、特に上記鍵となる女性の魅力と存在感は抜群です。
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(若い頃の容貌はなんとなくウィノナ・ライダーも彷彿とさせます。)
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色々と身勝手な行動は散見されるものの、ひょっとするとカール・アサドのコンビをも食っているのではないでしょうか?
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ラストの緊迫感も前作同様ハラハラ感満載ですし、完全に後味スッキリという感じでもないのが北欧スタイルか、やはりいいですね。
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これでGYAO!での無料配信は終わってしまいましたが、なんと!アマプラで3作めの「Pからのメッセージ」がPrime特典で配信中じゃないですか❗
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来週もこれを楽しみに生きていくんだ~🤗
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(以下 公式サイト イントロダクションより抜粋)
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あの特捜部Qが帰ってきた!
シリーズ累計1000万部を越える世界的ベストセラーが、ふたたび映画になって日本再上陸!!
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2007年に第一作を発表後、またたく間に世界的ベストセラーとなっているユッシ・エーズラ・オールスン作の小説「特捜部Q」。

未解決事件(コールドケース)を追う特別捜査チームの活躍を描いた警察小説だが、単純な謎解きものとは一線を画し、警察組織で働く主人公たちの姿をユーモラスかつ皮肉たっぷりに表現すると同時に、事件の被害者、そして加害者の内面までをも強烈な緊張感を持って描写し、日本でも翻訳ミステリー屈指の人気シリーズとなっている。
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「特捜部Q キジ殺し」はシリーズの人気を決定的にした第2作。北欧ミステリーの代名詞“ドラゴン・タトゥー”に匹敵する“運命の女”を登場させ、原作シリーズの中でもひと際鮮烈な印象を残す作品である。
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2014年10月2日、デンマークで劇場公開された本作は、なんと国民の“8人に1人が観た”前作を超える大ヒットを記録。北欧ミステリーという枠を超えた待望の傑作がいよいよ日本に上陸する。
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