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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>のslowのレビュー・感想・評価

3.6
「"フツウ"じゃ面白くないっしょ?」
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ビースト・ウォーズ…
ミュータント・タートルズ…
あの頃キッズだった大人たちよ..!
これ観て当時の"ノリ"を
思い出そうっ!(o≧▽゜)o♪

本作はタートルズ達だけが
はしゃぎすぎてた前作とはちがい
今回初登場の悪役4名が
みんなノリがいいため、
アクションシーンも
ボケとツッコミ要員と化し,
敵と戦ってるはずなのに、
敵も一緒に楽しく遊んでるような
ノリを重視した楽しさがあり、
休日に観るにはオススメの作品♪

ーー{私的に思ったこと}ーー
昔のアニメはノリがよく、
中でもビースト・ウォーズは声優が
アドリブ交えた自由さがあり
タートルズに関して言うと、
私がモンスター愛に目覚めたのは
実はタートルズからなんです(・∀・*)ゝ

"ミュータント"と呼ばれる
突然変異したモンスター達の
敵も個性豊かなキャラと
コスチュームがイカしてて
モンスター=「かっこいい」が
子供心に目覚めた作品でした…♪
だからこそ、
"タートルズ"には思い入れがあるんです!

前作だと敵キャラが人間ばかりで、
声優もドヘタなタレントを使い,
ガッカリでしたけど、
今回はちがうッッッッ!!!!

敵はミュータントに、
エイリアンロボまでいて、
声優もベッ○ーや、
カンニング竹○じゃなかった!(*゜▽゜)
アドリブの自由さがある吹き替えだった♪

ちゃんと"生物"としての
特徴を備えた攻撃技もあり、
CGの気持ち悪い肌の質感といい、
クリーチャー好きには
ヨダレがとまらんぜッッッ♪

それと…
"視界に入っただけでエロい女",
ミーガンが演じたエイプリルは
昔のアニメと同じく
髪を染めたボブのカツラしたり,
アニメの友人キャラを匂わす
ダサメガネかけたりなど…
アニメを知ってる人には
「なつかしい~!」がいっぱい!

しかし初登場のイケメン警官は
俳優も私は見たことがなく、
「こいつだれ…?」でしたし、
アメリカ映画では珍しく
踊る大捜査線の青島みたいな
熱血警官だったけど、
イカれた暴力行為と
頭の悪さにサイコパスさを感じ、
タートルズにはいらない気がしたが…
彼がホッケーマスク取った瞬間、
それが間違いだと気づいた。

「こいつアイツじゃんか!」と、
アニメに登場してた
ヒーロー気取りのあほ青年でした。
マスクでやっと思い出すって…(笑)
※俳優は海外ドラマ"アロー"の人らしい。

ただ残念なのが
私と同じ沖縄出身俳優ブライアン・テイーが
演じるシュレッダーの個性のなさ…
新敵キャラ達が明るいキャラなので
クールに徹したんでしょうが
無口なのが災いしてしまい、
「彼は結局何がしたかったのか…」が
ダースベイダー並みにフワフワしており
最後も仲間に利用されて
シュレッダーされるという
救いようのない哀れなポンコツキャラでした…。

しかしキャラが多いにも関わらず
全員の個性をストーリーに
絡ませ(←シュレッダー以外は)
後半になるにつれ
一つのゴールに全員が
揃い踏みしてく流れは気持ちがよく
製作に携わるベイ監督作品の
オマージュネタの強さに
後半はトランスフォーマー化しながらも
あのガチャガチャゴチャゴチャした
無慈悲で口の悪い下品なロボが沢山でる
オワコン化しつつあるシリーズよりも
内容のよさで言えば圧倒的にこっちが上‼

大コケしたのは作品のせいというより、
目の肥えた観客たちが悪いので
ラズベリー賞をもらっても
めげずにお金の力で作り続ける
ベイ監督を見習い、
落ち込まずにどんどん作り続けてほしい‼
私はこれからもこのシリーズに
期待してますからっ!(b≧▽゜)ゞ♪
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