ぼあのん

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>のぼあのんのレビュー・感想・評価

3.3
こちらの第一作は視聴済み。
しかも3DBlu-rayまでも所持しているなんて事実は、ここだけの秘密にしておいてくれよなっ!

時は遡るが、私が最も好きな[ミュータント・忍者・タートルズ]は「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」ではなくて、1990年の実写映画「(ティーンエイジ)・ミュータント・(忍者)タートルズ」である。

なので、いくらベッキーやカンニング竹山、泉ピン子が、カワバンガ!!と恥を忍んで叫んだとしても、ソウナンダ!!としか思わない。
冷静に晩ご飯の献立を思案しつつ、半乾きの洗濯物を真顔で取り入れる。

1990年の作品は、忍者と名打ちながらもがっつりアメリカンチャイニーズで、人力ゆるキャラ臭のする彼らのコント感が当時は大好きだった。(もっぱら今も変わらず彼らの事は大好きだけど。)

物語の説明がお節介なほど丁寧で、ボーっと観ているいくらかの視聴者がストーリーを追える様あえて気遣って作られているあたりも、この作品が最終的にエンターテインメントとして幅広い視聴者に受け入れて貰いたいという意図を察し、それはそれで好意的に受け入れたいと思う次第である。

昔のタートルズより機敏で賢くなり、よりド派手なアクションを展開しようとも、過去のB級臭プンプンの作品から得られたアドレナリン噴出量は半端では無く、思い出補正ありきとはいえその限界をこの作品が超える事は容易い事ではなかった。

時代は流れ世界の変革によって、タートルズは黒人化してしもたわっ!

全体的な評価はさておき、前作同様キャラの個性はより濃く差別化され、もちろん悪い点ばかりでは無い。
エモいシーンも少なからずあるし。

からのレビューでまぁ、あえて言うよ、カワバンガぁ、。