片腕ファルコン

処刑女の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

処刑女(2014年製作の映画)
2.9
[未体験ゾーンの映画たち2016]にて。

限りなく当たりが少ないジャンルではありますが、[ヴィジュアルがカッコいい]この1点だけで鑑賞。

レザーフェス、ブギーマン宜しく仮面の殺人鬼が若者たちを殺戮していく!!

まぁ言っちゃえば古典的ですよね。でもホームパーティしてる若者のファッションが今っぽくてカッコよくて古さが緩和されております!!

こんなタイトルでこんなヴィジュアルだもんだからさぞかしおぞましいグロテスクな展開なんだろうと思いきや…意外とあっさりというか、一瞬というか、描写はオブラートに包んでくれちゃってます。昔はそれで有難かったんですが、だんだん刺激を求めちゃってる自分が芽生えてるので…正直物足りないぜ、処刑女さんよ?

そして、もう1つの醍醐味、「こいつ、頑張れ!!」的な人を発見できたら、面白さアップしますよね。
ふぁるる1人、発見したの。
あまりいないタイプのイケメン。どうやらクリストファー・デ・パデュアっていうらしい。ティルダ・スウィントンにちょっと似てる。
志村、うしろー!!的に応援できましたよ。
ちなみにヒロインも可愛くはないが下半身、黒パンティだけ逃げ惑う姿は萌え~ますよ。

が、しかし、やっぱり色々中途半端。この謎の処刑女さんも今ひとつ、ブギーマンやジェイソンのような奥深さがないというか。。後味悪いはずなのにそうならない。。

これが、未体験ゾーンの映画たちって事なのか。。