hideharu

処刑女のhideharuのレビュー・感想・評価

処刑女(2014年製作の映画)
1.5
2019.7.31 DVDで鑑賞。

GEOで見かけた時にジャケがそこそこカッコよくて借りてしまった。
しかしこの映画って日本では劇場公開されてるんですね。詐欺としか思えない。よく映画館で暴動が起きませんでしたね。「金返せ!」レベルの酷さです。
本編が始まる前に先に映像特典であるオリジナル予告編を見てみたけど駄作の予感しかしない。知らない俳優ばかり、もちろん演技も下手。本編を見てみると主人公カップルがいきなり家を買い、その日から住み始めている様子。引っ越し屋は?
そして男の方が勝手に友達を呼んでウォーミングパーティーして女の方はご立腹。何だか予算がないから行き当たりバッタリで撮影していそう。

お隣の家はどう見ても普通の家だけれど寄宿舎だったらしいと後で分かる。その廃屋となった寄宿舎に潜む処刑女が理由も良くわからないままに犯行を重ねてそれなりの数の人間が死にます。チープながら血まみれ描写をチョコチョコ挟み込んで頑張っていますが映画は盛り上がりません。

結局、処刑女は何者なのか、なぜ殺すのか、アクロバット的に2階の窓から逃げるヒロインを襲ったり、あんな田舎で食事はどうしているのかとか疑問だらけでプツリと終了。

脚本や演出も素人。一番ひどいのはライティングですね。昼間なのに逆光のせいで役者の顔が見えないし、夜は夜で暗すぎて何が起こっているのかわからないシーンがあった。
hideharu

hideharu