みゅうちょび

デッド・ノート/デス・ノートのみゅうちょびのレビュー・感想・評価

2.5
たくさんグロとスプラッターを見せるのために考えられたみたいなお話。

まあまあ面白いんだけど、色んな意味でスピード感が足りなくて残念。

ウオーキングデッドシーズン6あたりから登場するゴミの山に住む人たちの女ボス役、いやいやもとい!ケッチャム原作の食人族ホラーで野人姐さんを演じたポリアンナ・マッキントッシュ主演ということで鑑賞。

クロウみたいなダークヒーロー的(実際こちらもカラス系)渋い雰囲気で、オープニングはなかなか素敵。
寂れた街の小さな警察署にその夜因果応報にして集まる人々、車で人を跳ねてしまった男、跳ねられたはずの謎の男、学校教師のくせに妻に暴力をふるうDV男、謎の男の怪我を診てる時に急にその男を殺そうとしてしまうクローネンバーグ似の医者、パートナーを組んでいる不謹慎な男女の警官2人組、怪しさバリバリの警察署長、そしてその夜からが初勤務の女警官(ポリアンナ)など、あれ、あと1人が思い出せない…まぁ、いいか。

こいつらが、どいつもこいつも、どうやら裏の顔を持っていて、それがこの謎の男の奇妙な能力によって露わになってその夜深夜12:00までに次々、ボッコボッコ、グッシャーみたいな感じで死んで行くというか殺し合いというか。。。みんな狂ってる。

署長のキ◯ガイっぷりが最高に素晴らしい!

もち、ポリアンナ演じる女警官がヒロインとして、その狂乱に立ち向かうんだけど、アクションがなんか緩くて残念。

謎の男をリーアム・カニンガムが演じていて、苦みばしった渋いオッさんダークヒーロー誕生か!?って感じだけど、いかんせん警察署の檻の中で、ただじーっとして、「ふふん、お前らの悪事はこの俺が知っている…」って感じで呟いているだけです。
彼がね、何者なのか?ってとこに、なんていうか、まったく興味湧かなかった…ごめん。

しかし、このラストには驚いた!

えーーー!?!?そっそんなふう〜なの?
まさかのちゅーーー❤︎ ???もっと若い男にしてやって〜!

で続編狙い?

でも、そんな終わり方されると、この後が気になってしゃーないから、多分2が出たら観ちゃいそう。
みゅうちょび

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