itoman

デッド・ノート/デス・ノートのitomanのレビュー・感想・評価

3.4
深夜警察署に連行されてきた謎の男。名前がびっしり書かれたノートを持っていて、載ってる名前を調べると全員死亡済み。男本人もかなり昔に死んだ事になっている。とりあえず檻にぶちこむが、彼と接してるうちに署内の人間に奇妙な変化が起き始める…という話。

これはなかなか面白かった。一言でいうとキチガイバトルロワイヤル。連行された男には特殊能力があって、会話したり触れたりした人間の脳裏に隠し事がフラッシュバックしてなんかバレた気分にさせる(他にも色々できそうな感じだったが、俺が見て取れた超能力はそんくらいですね)

警察署には男の他に、拘置中の軽犯罪者2人、医者1人、警察官4人がいるのだが、うち5人は実は殺人犯(どういう警察署だよ)彼らは男の能力と煽りトークで自分たちの犯罪がバレた気分になって、「口を封じなきゃ」とお互いを殺そうとし始める。

俺のおすすめキャラは巡査部長。ゲイのサディスト殺人鬼でキリスト教原理主義者なのですが、終盤全身に有刺鉄線を巻いた姿で現れ(キリストオマージュ?)ぶつぶつ聖書の文言を唱えながらショットガンを撃ちまくる。これはナイスキチガイ…。
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