このレビューはネタバレを含みます
『ダークレイン』を観て気になっていたエズバン監督の作品。
はっきり言って超好みでした。
若者たちがそれなりにループ人生を楽しんでる...
と思ったらそういうことなのね!
すべてがわかったときの世界観に関するセリフが印象深く、
監督の手腕を感じる。
ぶっ飛んだ面白SFでありながら、
なぜか自分の来し方行く末を省みてしまう、とてつもなく味わい深い映画。
見せ方も上手。螺旋階段の長回しはかなりゾクゾクするし、頻出する小道具(赤手帳、カード、ハムスター、クラシック音楽などなど)も印象に残る。
この監督の他の作品も観てみたい!