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KUBO/クボ 二本の弦の秘密のrkykのレビュー・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
3.4
とりあえずメッセージ性やストーリーを度外視すると、CGやキャラクターデザイン、設定の良さに驚き、日本人として嬉しくなる。
日本の文化で成り立っている世界観をきれいなCGで見たのは初めてだと思うし、よってその感動が大きい。
というのは、今まで見てきたアメリカのアニメーションで舞台が日本であったことはないし(ベイマックスでサンフランソーキョーがあったりカーズで東京が出てきたりはしたけれど)、かといって日本が舞台の日本のアニメーションはこぞって描き方が独特(例えばピクサーの様な圧倒的なCG美?は無く、ジブリ作品や話題の君の名は、この世界の片隅に見られる様なむしろ温もりが感じられる描き方)だった様に思う。
といいつつも基本的にアニメーションはあまり見てきてないので自分が見逃してきただけの可能性もある。

だからこそ、日本的なものを美しいCGで見られたのが嬉しかった。(日本ではこれを作らない/作ろうとしないんだな…)と悲しくなったりもしたけど、まずはこれを作ってくれてありがとうという気持ちになった
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