試写会行きました!
スタジオライカが、中世の日本を舞台に、勇敢で心優しい少年の冒険を描いたストップモーションアニメ。第89回アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネート作品。
魔法の三味線と折り紙を操る片目の少年クボは、亡き母が最後に言い残した「3つの武具」を求めて、自身の出自の秘密に迫る旅に出る…。
日本が舞台の外国映画というと、どうしても設定や表現にムリがあり、われわれ日本人が観ると違和感を覚えることが多いが、本作は日本の文化や伝統を、きめ細かく丁寧に描いており、違和感なく観ることが出来た。
また、ストップモーションアニメというと、どうしても時計の秒針のようなアナログ感が気になるのだが、本作はCGと融合することでアナログ感が消え、流れるような映像になっていたのが新鮮だった。
内容的には、親子愛がテーマのシンプルなもので、やや盛り上がりに欠けるが、映像美を楽しめる作品!
